今から俺は石狩市にて、爆弾を仕掛けたようなうまいラーメンをいただく。
ここ石狩には3年前から潜伏し、ただひたすらこの近辺の様子を監視していた。
そして今日という日に感謝し、決行の日とした。
場所は
石狩の花畔、ちょうど市役所の近くだ。
市民たちよ、逃げるなら、今のうちだ。
爆弾を、仕掛けたような大胆で美味すぎるラーメンを食べる。
何度も言わすんじゃない。
このチャーシュー、いや、肉を見てくれ。
チャーシューを見てくれこの肉だ。
食べログの口コミでは、飽きる、と書いてあるのを見たのだが、事実は違う、よく見てみろ。
見ての通り、
ぷりぷり、ぷりぷり、ぷりりんだ。
柔らかく味がしっかりついている。
何枚でも食べられる。
せいぜいあと、一枚が限界だ。
なぜ石狩にしたのか、聞きたいというのか。
誰かに恨みがあってそうしたのではない。
誰でもよかった、そういうわけでも、ない。
音むらさんがよかったんだ。
石狩の、音むらさんがな。
この満腹被害の範囲が、少しでも広がるように、チャーハンセットだ。
この店の食材を少しでも減らし、また発注しなければいけない状況に追い込むため、でもある。
ひどい男だと言われたって、構わない。ひどい男の子だって、言われたとしても、構わないさ。
どっちだっていい。どうせ俺は、これから、このラーメンに着弾する。
もし母さんが近くにいたなら、全力で止められていたかもしれないな。
あんた、ちゃんと仕事してるのかい、そんな辛味噌ラーメン食べてないで、ブログでも書きなさいよアンタ。
ってね。
母さん、実は俺今、仕事もちゃんとしてるし、ブログも書いてるぜ。
そして、今さっき食べてきた。
おれはいま、お腹がいっぱいで、それでいて幸せだ。
みんな、美味しいから是非行ってみてくれ。
押忍!