物欲とお金

必要なものは買い、欲しいものは抑える。
ではなく、必要なものを我慢し、欲しいものはなんでも買うという方針の本でした!

人のものを見て羨ましいと感じやすい人ほど、自分が持っているもので人を羨ましがらせたい、と考える傾向がある。

「お金がないからできない」というものは、実は、自分は本当にやりたいことがわからない人である場合が非常に多い。

お金に価値があるのではなく、目的に価値がある。自分が何をしたいのかをはっきりさせておきたい。

価値を決めるものは、自分自身の満足度である。

基準は自分。人と比較しない。

「お金があるから、何か買いたい症候群」というのが存在する。

お金に困る原因は10年前にある。

これは必要なものだ。という言い訳を自分にして、無駄な出費をしてしまうことに多くの人は気付いていない。

必要なものの多くは、他者に対する見栄であったり、自分が惨めだと思いたくなかったり、『感情』に根ざした出費だと思われる。

お金がないのだから、惨めなのは当たり前だ、と開き直った方がまだ健全である。

必要なものの多くは、実は絶対に必要というわけではない。

必要だから買うものよりも、欲しいから買うもののほうが、自分にとって価値がある。

自分に投資することは、もっとも期待値が高い。自分の価値を高めることが、その後のすべての価値を増幅する。

必要なものというのは、無理をしてでも買ってしまう。贅沢でなければ買ってもいいと考えてしまう。

「手に職をつける」ことは高給につながる。

お金の増やし方として有効なのは「勉強」である。勉強することでお金が増えるのは、ほとんど事実だといえる。

飲み込みの早い人というのは、伸び悩む傾向がある。じっくりと仕事を覚えたひとのほうが、有能になる場合も多い。
若者は焦らない方がいい。

自分が何に向いているかは案外自覚できない。自分の感情、信念、習慣に囚われないことが大切。

「どうして自分はこう感じるのか?」という疑問を持つこと。自分の判断を疑う目をもつこと。

未来のことを考えて策を講じる。自分自身の価値を上げることに時間を使う。本を買うくらいの投資で充分。

まず値段を尋ねてくる人は、『自分にはできない理由』を知りたい。

「お金がないからできない」というのは、「お金でできることだ」と誤解しているから出てくる言葉。
「お金がないから、、」は相手に失礼である。

自分が欲しいものをしっかりと把握している人は、無駄なものにお金を使わない。

お金持ちはたいてい正直で謙虚である。

人からどう見られても、自分には影響がない。

好きなものに敏感だと、お金持ちになる。

お金持ちはお金に貪欲なのではなく、自分がしたいことに貪欲なのである。

お金持ちは、自分が欲しいものを常に探している。

お金持ちにとっては、目先の贅沢というものが最も避けるべき対象である。

欲しいものが見つからないなら、子供のように素直に憧れる気持ちを言葉にすればいい。

子供はなんでも自分でやりたがる。それが人間の本来の性質、本来の生き方なのである。

自分が欲しいものがわからないという人は、一か月くらいスマホの電源を切っておくだけで、少しわかるようになれるだろう。


極端で楽しかったし勉強になりました!!
押忍!