じゅんた君の遊び方

4歳になる順太郎に、片付けしないとカルタで遊べないよ!と伝えると、すぐに片付けを開始する。

そして一分後には片付けている最中のおもちゃで遊び始めている。

カルタの事なんてきっと忘れて、遊ぶために遊び始めている順太郎は、遊びのプロフェッショナルなのかもしれない。

いや違うただ忘れているだけだ。

34歳になるそんな僕も、このくらい遊びに夢中にならないといけない。
そんな時代がもう目の前まで来ている。

いや違う。ただ何も考えずに遊びたい。一人で。

我が家の車庫にこもり、いつ攻めてくるかわからない敵をただ一人でエアガンを構え、待ち続けたい。

様々な一人遊びをするために自宅を購入したのだから。

ライフルもスコープもバイポットも、中学生のときに、お小遣いの全てを使い切って既に買い揃えているのだから。

なぜライフルにスコープを設置したのだ。
中学生時代の僕に聞きたいものだ。

今でもエアガンは宝物なのだ。誰にもあげないし売らない。

寝そべり、敵から発見されないように布でカモフラージュし、ただ待つ。

もちろん電気は消して。
怖かったら豆電球だけつけてもよい。ことにする。

そして時間をかけて狙撃兵の心境を想像するのだ。
こんなドキドキする遊びはないのだ。

次のお年玉をもらえるなら、L96が、欲しい。

ただ買えばいいのだが、バッテリー式の電動ガンやガスガンには、どうしても買い渋る一面がある。すぐに動作できない手間があるのだ。
(分かる人だけわかってくれたらいいと思う。)

高校生くらいになってから欲しくはなっていたが、そこからはショットガンに夢中だったのだ。

そしてまだこれから欲しいショットガンさえ、ある。
キリがないのだ。

スナイパーライフルを購入したとしたら、これから車庫で長く生きていけるはずだ。誰にも邪魔はさせない。

心では、世界中のヲタクと繋がっているのだ。

今日は以上!押忍!