最初で最後の出会い

君がこのメッセージを見つけた頃には僕はもう。
二度と会えない姿になっているはずだ。

いま、石狩市のとある地元商店にて記録を残しているところだ。店名は伏せておいたほうがいいだろう、君のためなんだ。

君が思っている背景とは違い、一つの謀略があることに気付いて密かに潜入していた。
見てわかるだろ。よく見てくれ
そして今日ついに僕は、ソフトクリームをジェラート状態にしてしまったのだ。スポーンで、だ。

屋上の狙撃兵にはもう気づかれ、身動きできない状態だ。目視はしていない。おそらく狙われている。

今この左手に持っているリモコンのスイッチを押せば、居場所を突き止めてくれた仲間がこの一帯を一思いに吹き飛ばしてくれる。

だがそしたら一般市民が巻き込まれてしまう。
スポーンて響きがいいな。今後はスプーンじゃなくてスポーンでいこう
僕は今、このスイッチを押すか、このまま証拠を消すためにジェラートを。否、ソフトクリームを食べきって狙撃兵に銃撃されるかどちらかの選択をしなければいけない。

いい日、旅立ち。は百恵ちゃんだ。聖子ちゃんじゃない。そこは気付いてほしかった。
まずは、もっと手前の。

もっと手前の手稲前田寄りの。
あのソフトクリームの店を先に
ジェラートするべきだったんだすまない許してくれ。
ジェラートと、シャーベットは同じ意味らしい。
今電子辞書で調べた。間違いないだろう。

さぁ、もう時間がない
こんなことに君を巻き込んでしまってすまない。
僕が何もしなければ、普通の商店だったはずだ。
さらばだ、もうネタ切れの時間だ。
話しをどうまとめていいかもわからない、たぶんもう眠たいんだ。
明日起きたら投稿をチェックし直そうと思う。許してくれ。
とにかく美味しいんだ。ここのソフトクリームは。
おやすみ!